美味しい料理でお客様をおもてなししたい!よりおしゃれな式を挙げたい!といった理由からレストランウェディングが人気です。中でも、カジュアルになり過ぎない雰囲気でイタリアンに注目が集まっています。結婚式の形は多様化している時代では、どんな式を挙げるのか迷っている方もいるでしょう。そんな方にイタリアンレストランならではのレストランウェディングの魅力についてお伝えしていきたいと思います。

雰囲気は?

イタリアンでレストランウェディングをする場合は少しカジュアルな雰囲気になることが多く、和気あいあいとした結婚式を望む方に向いているでしょう。フレンチほど肩肘を張ることもなく、年配の方でも楽しんでいただけるのではないでしょう。選んだ店の雰囲気や、スタッフの質にも大きく左右されるので何度か足を運んで納得の行くレストランを選ぶことが成功に導く大きなポイントになります。

実際に式を挙げた方の声

自分たちを祝ってもらうよりも、おもてなしを第一に考えた結果レストランウェディングにしたんです。2人そろって食べることが好きなため、食事に力を入れたいという思いも大きなウエイトを占めていたこともあり、誰でも気兼ねなく楽しめるイタリアンを選択しました。今でも式の話題になると、あの時のあれが美味しかった、あんなに食べた式は後にも先にもないよなんて思い出話に花が咲きます。おじいちゃんも出席してくれましたが、こんな楽しい式ははじめて!出席してよかったと言ってくれて、選択は間違ってなかったと嬉しくなりました。レストランウエディングは呼べる人数は限られますが、その分思い出に残り、そのカップルらしい式ができるのでおすすめです。費用も、演出も相談次第なので「ここだっ!」と決めたレストランがあるなら専門のお店じゃなくても交渉してみるといいかもしれませんよ。

会場の決め方

どんなレストランでもレストランウエディングが可能という訳ではありません。設備や、貸し切りにできるのかなど、いくつかのポイントを押さえて式場を選びましょう。

待合室の有無

小規模なレストランであれば控室や、花嫁の支度部屋といった施設はありませんが、個室がある場合には代用させてもらうのもいいでしょう。また、メイクやヘアセット、ドレスの着付けはどのような段取りにするのかよく考えておく必要があります。メイクさんが待機できる場所はあるのか、お色直しもできる場所なのかといったことも重要なチェックポイントです。他には、トイレも一箇所などであれば当日混雑することも予想されますので避けたほうが賢明です。

バリアフリー

当日はなれないヒールを履いているゲストも多い可能性があるので、店内に段差などが少ないレストランを選ぶことも大切なおもてなしです。また、出席者に車いすを使用する方がいらっしゃる場合や高齢の方の場合も同様ですね。

スタッフ

式場専門のスタッフではありませんが、テキパキと仕事をこなしているか、礼儀作法はなっているかなどを少し厳しい目でチェックする必要があります。一生に一度の式なので失敗は許されません。スタッフは料理を運ぶだけでなく成功の一端をになっているという目線で彼らの働きぶりをチェックしてみましょう。

料理について

ピザやパスタは温かいうちのほうが美味しい料理ですが、挙式中は料理が後回しになり冷めてしまうことも多々あります。そこで、当日のメニューには冷めても美味しいを心がけることが重要です。レストランウエディングを多く扱っている店では試食会を行っている場合もあるのでいくつかまわってみるのもいいでしょう。

会場設備

マイクやスクリーンなど挙式や余興に必要な設備があるのか、あるいは持ち込み可能かなどもチェックする必要があります。もちろん生演奏を予定している場合も、事前に相談しておくほうが無難です。

ウエディングケーキ

最近では手作りしている新婦も多いそうですが、基本的に飲食店では安全のため飲食物の持ち込みを禁止しています。お店によってはウエディングケーキのオーダーに対応できますので、こちらについてもお店の方針をリサーチしておくといいでしょう。

収容人数

レストランウエディングでは、招待できるゲストの人数は会場の規模によって異なります。貸切可能な人数をリサーチして自分たちにあった規模のレストランを選ぶことが賢明といえます。

イタリアンでレストランウエディング

レストランウエディング専門店もありますが、普通の営業を行っているレストランでもレストランウエディングを引き受けてくれる店は大勢あります。貸し切りにする場合、お店の予定や食材の仕入れなどもあるのでなるべく早い段階でレストラン側に打診し了解を得ることが大切です。カジュアルに見られがちなイタリアンのレストランウエディングですが、式場とは違った趣向のおもてなしを提供することができる可能性を秘めています。自分たちらしい思い出に残る式を希望しているカップルには腕の見せどころとなるでしょう。