営業の仕事をしていると、取引先との関係を円滑にするために接待を行う場合も多いですね。営業に不可欠な手段といわれており、ゴルフやクラブなどの飲食店情報を日頃から集めている営業マンも少なくありません。接待に多いパターンは、平日仕事が終わった後にご飯を食べる席を設けるといったものです。バブルの頃は、100万年単位の接待は普通だったといわれていますが、現在では高級料亭やクラブより隠れた名店などプレミア感のある接待が好まれています。また、フレンチのように固くなり過ぎる席よりも、イタリアンレストランなど誰にでも食べやすいジャンルの料理が重宝される傾向にあるようです。そこで、ここではイタリアンレストランで接待する際に気を付けたいポイントについて詳しくお伝えします。
イタリアンレストランの選び方
店内
どこで接待を行うかは重要なポイントですが、店の雰囲気はあまり安っぽいものは取引先に対して失礼にあたります。それを踏まえ、清潔感があり雰囲気のよいお店を選びましょう。個室や半個室があるか、店内の雑音で会話ができないことはないか、なども重要なポイントになります。細かい点になりますが、個室の場合、気にする方もいるのでどこが上座にあたるのかチェックしておくほうが無難です。また、靴をぬぐのを嫌う方もいるため店の構造をチェックしておく必要がありますね。
スタッフ
誰でも一度は「このスタッフは何だ！」と憤慨した経験があるのではないでしょうか？お店の雰囲気がよく料理が美味しいお店でもスタッフの教育がなっていない場合は、取引先の方を不快にさせる可能性があり危険です。せっかく計画した接待なのにスタッフが原因で取引先を不快にさせてしまい、あなたの評価もマイナスになるのではたまりません。選ぶなら教育の行き届いているイタリアンレストランを選びましょう。
メニュー
接待の席ではメニューを選ぶ手間を省くためコース料理を頼むことが多いですね。取引先の方が喜びそうなメニューがあるのか、アレルギーがある場合はメニュー変更の相談に乗ってくれるのかなど、細かいリサーチも必要です。野菜を特別なところから取り寄せているや、食材には人一倍こだわりがあるといった特色のある店をチョイスするのもいいですね。また、そのためには引先の方にアレルギーがないか、好き嫌いはないか確実にリサーチすることも大切です。
箸でもいいのか？
人によってはナイフやフォークをめんどくさいと感じる方もいらっしゃいますね。接待の場をイタリアンレストランにしたはいいが、マナーを気にして楽しんでもらえないのでは、接待は失敗です。そこで、お箸でディナーを食べることができるか聞いておくことをおすすめします。普段の様子から箸を好みそうだと感じる場合は、最初から箸を用意してもらうとスマートです。ただし、応じてもらえない場合もありますので、事前に店側との打ち合わせが必要です。
ワイン
接待相手の好きな銘柄があるのかチェックしておくことも必要です。もし、なくても時間があるなら仕入れてくれるお店もあるので相談してみることをおすすめします。
イタリアンレストランにちなんだうんちく
ただ食べるだけでは目標が達成しないのが接待、会話を盛り上げ相手に楽しんでもらえるよう工夫が必要です。通常は時事ネタや、相手の専門についてのネタを集めておくことが多いですが、せっかくイタリアンレストランを利用するならイタリアやイタリア料理についてのうんちくを少し仕入れておくのもいいでしょう。しかし、基本は聞き上手に徹するのが上手い接待の方法です。相手に楽しんでもらうことが重要なポイントということを念頭において会話を進めましょう。まずは口コミなどをチェックして評判のいいお店からリサーチすると時間のムダを減らすことができます。
ペペロンチーノ
ペペロンチーノの正式名称は「アーリオ・オリオ・ペペロンチーノ」で、アーリオはニンニク、オリオはオリーブオイル、ペペロンチーノはトウガラシを意味し、ペペロンチーノといえば、この3つを使った簡単な家庭パスタです。まともな材料を用意していない絶望状態でも作れるパスタという意味で「絶望のパスタ」と呼ばれることもあります。
カルボナーラ
カルボナーラは女性に人気のクリーム系パスタです。イタリア語で炭焼き人はカルボナーラといい、彼らが仕事の合間にパスタを作ったら炭の粉がパスタに落ちて黒い粒が散らされたようになるようになるだろうと、黒胡椒を絡ませたパスタを作ったのが由来といわれています。名前の由来が秘密結社の名前と似ていることから関係を指摘する説もあるが間違いなのだそうです。
マルゲリータ
モッツァレラとトマト・バジルを使った代表的なピザです。マルゲリータとはイタリア女王の名前でしたが、「バジルの緑、モッツァレラの白、トマトソースの赤はイタリア国旗を表しているようだ」と、気に入り自分の名前をつけたといわれています。
帰りはスマートに
コース料理を注文したとしても、接待は約2時間ほどがちょうどいい時間なのではないでしょうか？お開きのポイントは会話の切れ目、途切れた所を見計らって声をかけましょう。また、タクシーを利用する場合には30分前には連絡しておくとスムーズに送迎ができるでしょう。お店の人に頼んでおくこともできるので事前にお願いしておくことをおすすめします。
自宅でのイタリアンのときには
ご自宅でイタリアンを食べる際にはAEON de WINEのワインはいかがですか？
AEON de WINEなら好きな風味のワインを自分で選べます。是非、一度お試しください。
