パスタってどんな歴史を持っているの?

今ではパスタというと当たり前の食べ物として定着しています。
飢えをしのぐために500g100円のパスタと100円のミートソースで一日を過ごす飢えをしのぐためにパスタを食べる人から、高級イタリア料理店で1人2万円のコースの中で最高級の食材が使われたパスタに舌鼓を打つ人まで様々で、それくらい多様性を持ってパスタを色々な人が食べているわけです。
そのものに興味を持つと起源を知りたくなるものです。なぜパスタは今のような形になったのか?そもそもパスタとはどのように誕生したのか?知りたくないでしょうか。ここではパスタの歴史をご紹介します。

パスタはトマトと出会って初めて…

パスタの起源には諸説あります。マルコポーロが中国で麺を発見し、それを持ち帰って西洋でパスタとして誕生した説。もともとイタリアに合ったマカロニをジャン・スパゲッティ―二侯爵…みたいな名前の人かどうかは分かりませんが、誰かが改良を加えてパスタとした説。
ただ、紀元前4世紀にはパッと見でこれでパスタを作っていたんだなというような道具がエトルリア人の遺跡から発掘されています。
また、テルマエ・ロマエで有名な古代ローマ時代には既にラガーナというパスタがありました。今のような茹でパスタではなく、焼きパスタ・揚げパスタであったそうです。
その後茹でパスタも登場し、肉や牛乳と共に食べられていました。時代が進むにつれ、チーズなどのトッピングも追加されるようになりました。今と同じように富裕層は富裕層なりの豪華なトッピングを楽しんでおり、シナモンや砂糖を皇帝がかけていたことが確認されています。15世紀には既に乾燥パスタが開発されていて、16世紀にナポリで飢餓にそなえるための保存食として乾燥パスタが一般的になりました。
パスタが一般的に大量に消費されるようになったのは17世紀の頃でした。トマトの栽培が本格化すると、トマトとパスタの相性の良さに多くの人が気付いてしまったのです。そして、パスタは大衆の一般的な食事として愛されるようになりました。
その後、日本にも輸入されたように世界中にパスタは拡がっていき、今のように世界中のどこでも食べられるようなメジャーな食べ物として認知されるに至ったのです。

歴史を持っているその他の料理

中華も古い歴史の中で培われた料理だと思いますが、同じ中華でも地域によってかなり味付けや使われる食材などが変わります。私も中華は大好きな料理ですが、日本の中華店はかなり日本向きに味付けなどを変えてあり、本格的な中華を食べるのがなかなか困難です。
老香港酒家京都(オールドホンコンレストランキョウト)は、香港出身の料理人がいるため、香港の味を堪能することが出来ます。特に、高級食材のフカヒレや干しアワビ、干しシイタケなど、乾燥させた食材を使ったいろいろな料理は絶品です。店長も北京出身の方なので、気軽に中華料理の歴史などを聞きながら食事をするのはいかがでしょうか?