イタリアンの料理店３種　②ピッツェリア

ピッツェリアとは

ピッツェリアとは、あまり聞きなじみの無い言葉だとは思いますが、どのようなものなのでしょうか。ピッツェリアは、ピザが文化として強く根付いているイタリアならではの形態のレストランで、ピザを専門として提供するイタリア料理店のことを指します。
まあ、日本にもピザ文化は宅配ピザが浸透したことによって、かなり強く根付いていますよね。シカゴピザやロイヤルハットなど、多くの方に御馴染みのピザ屋は日本でもたくさんありますね。ピッツェリアというと何だか高級感があるように感じますが、ピザ屋のことだと分かると急に馴染みの深いものとして捉えることができるようになりますね。

日本でピッツェリアが流行ったわけ

日本では、宅配ピザは御馴染みのもので、今ではガストもマクドナルドも宅配をしていますが、ずっと日本で宅配してもらえる食べ物屋といえば、ピザ屋か丼屋かラーメン屋くらいのものでした。何故、日本で宅配ピザが根付くようになったのでしょうか。
やはり、日本人の味覚にピザが合っていたことが理由として大きいでしょう。それでなくとも、そもそもイタリア料理は魚介類などが豊富に使われていて、日本人の口に合いやすいのですよね。ですから、ピザが以前からある日本の食文化に対抗し、当たり前のものとして馴染むようになったのも分かる気がします。

今流行の兆しを見せているドルチェピッツア

今はピザといっても、様々な種類のものがあります。専門のピッツェリアでは様々な創意工夫が凝らされていて、そして今流行の兆しをじわじわと見せているのが、ドルチェピッツアです。ドルチェとはデザートのことで、要するにドルチェピッツアは甘いデザートを乗せたピザということになります。甘いピザというと、抵抗がある人もいるかもしれませんが、ピザはまあパンのようなもので、菓子パンがとても美味しいように、デザート風のデコレーションを凝らしたピザも、食べてみると非常においしいのです。
今、ドルチェピッツアがじわじわと流行ってきているのは、やはり流行に敏感な若い女性のウケがとてもいいからでしょう。実際、料理というのは様々な楽しみ方があり、そしてイタリア料理はその楽しみ方もとても豊富なものですから、イタリア料理のレストランであるピッツェリアでドルチェピッツアが登場したのも、まあ当たり前といえば当たり前なのでしょう。時代の流れを感じますね。