水漬けパスタって、ご存知ですが?テレビ番組で紹介されその簡単さから、あっという間に有名にあのメニューです。調理時間も短く、下ごしらえにかかる時間も数十秒、ガス代も節約できるといいことずくめの水漬けパスタ!どうやって食べるのか?作り方は?なんで美味しいの?など気になることも多いですね。そこで、ここでは今話題の水漬けパスタについて詳しくお伝えします。

パスタを水漬けにする?

少し硬めのアルデンテに仕上げるなど、触感が大事なパスタですが最近、テレビでも話題になっています。水漬けパスタとは、1、2時間パスタを水に漬けておくだけでで出来上がり!生パスタのような触感になるという魔法のようなレシピです。調理時の時間短縮になるため、仕事が忙しい方や子育て中のママにも知っておいていただきたいですね。毎回水に漬けるのは面倒だという方でも安心!実は、水漬けしたパスタの水気を取れば冷蔵庫・冷凍庫で保存できるため、いつでも使えて便利です。帰宅の時間が遅くなってしまった、急なお客様が来た、もう一品欲しいなどさまざまなニーズを満たしてくれるのは嬉しいですね。とはいえ、不思議なのは、水につけただけでいつもよりモッチリしていて美味しいのは何故か?という点ですね。これはパスタに含まれるデンプンがカギを握っています。お米も研いで水に漬けておくとふっくらと仕上がりますが、水漬けパスタも同じです。パスタの小麦粉に含まれるアミロペクチンというデンプンは、水には溶けるが熱湯には溶けないという性質を持っています。アミロペクチンは、水に溶けたあとパスタの周りに膜を張ります。膜となったデンプンは粘りや甘みを担当しているため、普通に茹でるよりもモッチリとした食感で、美味しく仕上がるというわけなんです。

調理時間は1、2分!

作り方は、水にパスタを2時間漬けておくだけです。ボウルなどでもいいですがバットやパスタ用のタッパー、ジップロックに入れておくのもいいでしょう。2時間経つとすでに水を含んでいるので、茹でる時間はたったの1分!いつもは10分前後茹でなければならないパスタもあっという間に完成します。昼食や夕食の1,2時間前に水に漬けておくだけでラクラク調理!こんなに簡単で、こんなに美味しいくていいのかと思うほどの出来栄えです。ソースによってはパスタを茹でず、炒めるだけで完成することもあるため、いろいろ試してみてくださいね。

パスタの水漬けの際の注意

2時間だと出かけて帰ってくると微妙な時間だな、と思われるかもしれません。水に漬ける時間は2時間以上でも大丈夫ですが、あまり長時間漬けておくと麺がボロボロになってしまうため、おすすめできません。麺の太さにより漬ける時間を変更するのも必要ですが、長くても一晩にとどめておくことをおすすめします。つまりは帰ってきてから食べるために、朝仕込んでおくこともできるというわけです。もう1つ注意したいのは、水に漬けたパスタは塩を吸収しやすいため、茹でる際の塩は加減するもしくは入れなくてもいいという点です。せっかくモッチリした美味しいパスタなので味付けにも気を使いたいですね。

明日の夕飯に水漬けパスタはいかが?

水漬けパスタはメリットだらけ!時間は短縮でき、ガス代も減らせる、塩も減らせるので健康にもいい!さらに、もちもちした美味しいパスタで保存性も高いとなると非の打ち所はありませんね。まずはパスタと容器を用意するだけです。忙しくなるとわかっている時期には、あらかじめ水漬けパスタを作っておいて冷凍しておくといいでしょう。もちろん、ロングパスタだけでなくマカロニなどのショートパスタもおすすめです。