美味しいパスタを茹でるためには？
パスタは簡単なようで実はとても奥の深い食べ物です。それぞれパスタの味を構成する要素はあるのですが、その内の最も重要なことのひとつが茹で方でしょう。
では美味しくパスタを茹でるにはどのようにするべきなのでしょうか。
量をきちんと量る
乾麺はほとんどの場合100gごとに結束されています。これは茹でると250g程度になってしまうためあまり食べない人にとっては多すぎる量であるといえます。量が多すぎるということは美味しいと感じなくなってしまう可能性がありますし、残してしまうのはもったいないので適切な量だけ茹でるようにしましょう。量がちょうどよくないと、味までイマイチに感じてしまうものなのです。
また、お湯が十分な量ないとパスタが上手く茹であがらないので、水加減は間違えない様に、もし分からなければ多めくらいで、と意識するようにしましょう。
そして、沸騰する前に麺を入れるのではなく、沸騰してから麺を入れましょう。
パスタは塩で作るもの
麺の味を普段意識することはあまりないのではないでしょうか。日本人は麺をよく食べる割にあまりにも麺の味に無頓着であり、スープやソースの味ばかりに言及する傾向にありますが、無意識的に感じている麺の味こそがパスタの味を決定するといっても過言ではないのです。
そして麺の味を決定するのはなんといっても塩加減です。これがダメだと全てが台無しです。
ではどのくらいの塩加減が適切なのかというと、大体1Lに10ｇ塩を入れるようにするとちょうどよい塩加減となり、麺とソースの味が一体化しやすくなります。
待っている間はきちんとほぐす
麺を一度入れると時間が来るまでそのまま放置する人もいますが、こうすると麺がひっついてしまい美味しくありません。
少し混ぜた方がいいかなと思うタイミングで麺をほぐすためにかき混ぜるようにしましょう。
また、麺のパッケージには茹で時間を書いていると思いますが、あれは出来上がりがアルデンテ、つまり麺に芯が少しだけ残った状態になる時間が記されています。好みに合わせて調整はするようにしましょう。
昔の人気料理マンガであるミスター味っ子の第一話によるとスパゲティは8分20秒茹でると一番美味しいんだそうですが。
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