プリモ・ピアットとはなにか
プリモ・ピアットとは何のことか分かりますか？プリモ・ピアットとは、イタリアン料理の前菜と主菜の間に出る料理のことを指します。例えばどのようなものがあるかというと、パスタやリゾットやスープなどです。アンティパスト（前菜）からプリモ・ピアットへ、そしてセコンド・ピアット（主菜）へと繋げる流れが、イタリアン料理のコースとしては一般的なものとなります。プリモとはイタリア語で1番目の、と訳されます。ピアットとは皿のことです。つまり1番目の料理という意味ですね。プリモ・ピアットが1番目の料理なら、アンティパストは料理じゃないの？美味しいものばかりなのに・・・と思われるかもしれませんが、アンティパストはあくまでも前菜ですので、そこまでお腹にたまるようなものはまず出ません。充分に満腹になるようなイタリアン料理特有のボリュームのある料理は、プリモ・ピアットで初めて登場することになるのです。その意味で、1番目の料理といえます。
プリモ・ピアットの量はとても多いので要注意
基本的に、イタリアン料理というのは日本人の感覚からすると、非常にボリュームがあるものですので、小食である方は、あらかじめそれを伝えておくとよいでしょう。最初から伝えておくと、あらかじめ量を調整してくれたりするので、丁度良い量でイタリアン料理を楽しめるでしょう。イタリアン料理を本場の感覚そのままにコースとして出そうとすると、やはり量もイタリアンの本場の感覚に合わせてしまいますので、どうしても日本人の感覚では多すぎることが多いでしょう。実際、普段よく食べる方である男同士でイタリアン料理を食べてみても、プリモ・ピアットだけでお腹がふくれてしまい、セコンド・ピアットに至ってはちょっとだけ残してしまったというような苦い経験もあります。まさかあれほどの量がでてくるとは思っていなかったので、びっくりしてしまいました。ですので、まだ本格的なイタリアン料理を食べたことがないような人は、覚悟しておいた方がいいかと思われます。
プリモ・ピアットとして挙げられる料理
やはり、プリモ・ピアットには、パスタ類やリゾットやピザなどが出されることが多いようです。どれも、お腹にたまりやすいものですよね。どれかひとつを選択できるようなお店が多いので、自分の好みのものを選んで食べましょう。
