イタリアンは、どう楽しむべきか

イタリアという国はどちらかというとラテン系というか、ちゃらんぽらんなイメージを国として持っている方が多いと思われます。しかし実際のところ、非常に歴史と風格を備えた国であることは間違いないわけです。マナーにうるさいコース料理というとフランス料理が思い浮かびますが、フランス料理のマナーは、そのほとんどがイタリアン料理のマナーを元としたもの、というとピンときやすいでしょうか。

マナーというと、堅苦しいものばかり想像してしまいがちですが、その料理を深く楽しむのであれば、マナーへの理解は欠かせないものです。ですのでイタリアン料理も同様に、イタリアン料理を深く楽しみたいのであれば、マナーへの理解は不可欠となります。

イタリアンのコース料理はどのようなものか

イタリアンのコース料理の基本的な流れとしては、まず、前菜として、アンティパストがでてきます。野菜とハムを切っただけの簡単な料理などが出ることが多いです。

次いで、パスタやピザが登場します。その後、メインディッシュとして、肉や野菜料理がドカンとでてきます。これらの間に、ワインやスープを楽しむ事ができます。大体、一般的にはこの様な流れであることがほとんどです。
では、このイタリアンのコース料理の最低限気をつけた方がいいマナーとは、どのようなものでしょうか。

これだけはしっておきたいイタリアンのマナー

イタリアン料理は、食事を楽しむ事をモットーとしています。ですから、食事前に、重いコートなどを羽織っていたら、それは食事を楽しみにくくなりますので、脱ぐなり、預けるなりしておきましょう。

イタリアン料理では、ナプキンを使うことが一般的です。料理が来る前にナプキンを拡げて、料理が来るのを待ちましょう。

イタリアン料理では、ナイフとフォークを使います。ナイフとフォークを右端にそろえると、お皿を下げて欲しいという合図になります。イタリアン料理を食べに行って、さりげなくこれを合図として使うと、かっこいいですよ。

イタリアン料理のマナーは、比較的自由度の高いものですが、本国などでは非常に重要なものがひとつあります。それは、それなりの格式の店では、必ずジャケットを着用することです。日本でも格式の高い店であれば、ジャケットの着用を求められますので、ジャケットの準備を心掛けましょう。

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